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2009/05/03 「ファンと騎手との集い」イベントレポート 第2部「淀コレクション2009」

昨日のジョッキーイベントの続き。

第2部は、こっちがメインイベントといっていいのですが、
「淀コレクション2009」と称したファッションショー対決です。

約30人のジョッキーがレッドチームとブルーチームの2チームに分かれます。
こちらも2部構成になっていて、Part1がファッションショー対決で、
Part2がVTRによるファッション対決となります。

では第一部同様、覚えている限りのレポートを文章だけでお送りします。


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【第2部】淀コレクション2009(ファッションショー対決)
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<出演>
・ジョッキー約30人
※ファッションショーに登場しない約20人が、
 レッドチーム/ブルーチームに分かれて、それぞれの席に座る。
※ほとんどの騎手が登場に歓声が起きる中、荻野琢の登場のときだけ、
 (第1部の流れのせいで)場内から笑いが起きる。
※なぜか高田だけ自由の女神(?)の頭部の被り物で登場。
・進行役兼解説:マドモワゼル・ワーコ(和田)
※アゼルバイジャン出身のファッションアドバイザーという設定。
※スパンコールをちりばめた衣装で登場のオネェ系キャラ。

また、開会にあたり、騎手会関西支部長の武豊より開会の挨拶あり。


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【第2部 Part1】生ファッションショー対決
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4回戦に渡って、各チーム1人ずつがテーマに沿った衣装で登場。
各々のショーの場面では、ファッション解説をする女性のナレーションに合わせて、
いろいろとポーズを取ったりして、笑いを誘っていました。


●[第1回戦] 東のファッションリーダー対決(私服対決)
<青>松岡:普通の、本当に普段着と思わせる私服で登場
和田「(恥ずかしそうに歩く姿を見て)恥じらいを捨てなさい!
   (天皇賞のゴール後に)馬の上でウワ~ってやってたみたいになりなさい!」
<赤>後藤:明らかに仕込んできたと思われる私服で、スケボーに乗りながら登場
和田「私より胡散臭い!いかにも『浅草からやってきました』って感じ」
後藤「(腕時計を見せて)アメ横で買うときに『騎手の後藤さんですよね』とバレた。
   3000円の腕時計を2500円に値切った」
後藤「渋滞を避けるために、スケボーで東京からやってきた」

●[第2回戦] 和装対決
<赤>飯田:若旦那、というより2代目のアホボン(?)に見える和服姿で登場
飯田「せっかくジャケットを買ったのでジャケットを着たかったのに」
<青>藤岡佑:バカ殿ルックで登場(最後はアイーンで決めポーズ)
※ナレーションの「大きく伸びるちょんまげはまさにスーパーホーネット」で場内大爆笑。
和田「それ、パクリだよね」
藤岡「(パクリなのと、出オチでさらに最後までこの姿でいることに対して)心が折れそうです」

●[第3回戦] 夜のチョイワル対決
<赤>川田:なぜか途中で上着を脱ぎだし、上半身裸に
<青>酒井:衣装はわりと普通のホスト風も、なぜか投げキッス連発
和田「(2人に対し)2人とも歩幅が狭すぎる!ズボンの裾を常に50cm切っているらしいね」
川田「(出演が決まってから)2週間日焼けサロンに通った結果がこれ」
和田「(日焼け部分と白い肌とのギャップの差から)鮎の塩焼きみたい」
話を振られた武豊「(『来年出場しないか』との質問に対し)一生の汚点になりそう」
話を振られた横山典「(『来年出場しないか』との質問に対し、バカ殿の藤岡を見て)来年これ着るよ」

●[第4回戦] Aniコレ対決(女装対決)
<赤>浜中:ギャル風の格好で、脚の細さが特に目立つ
<青>渡辺:キャバクラ嬢風の格好で、胸にパットを入れていた様子
和田「(2人に対し)品が無さすぎるわよ!」
話を振られた後藤「(浜中の肌に対し)さっき触らせてもらったけど、ドキドキした」
話を振られた四位「(渡辺に対し)こんな人いますよね、キャバクラで。キッツイよね」
※ひな壇の上の席に座る際に大股になった渡辺に対し、また「品が無い」とツッコまれる。

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ここまでがPart1の生ファッション対決。
どの騎手に対しても盛り上がっていましたが、とくに最後の女装対決の
浜中と渡辺に対してが一番盛り上がっていたように思いました。


このあとは、Part2の「VTRファッション対決」に移ります。
昨年のVTR対決では石橋のアニキが衝撃デビューを果たしましたが、
今回もまたやってくれました(笑)。
以下、順を追って紹介します。



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【第2部 Part2】VTRファッション対決
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このコーナーでは、各チーム3人ずつがVTRに登場し、
「騎手になっていなかったらどんな職業になりたかったか?」というコンセプトで、
そのなりたかった職業に扮します。
VTRの構成としては、以下のような流れです。
①1人の騎手が登場し、事件の証言VTR風の黒バックに顔にだけライトが当たる状態で、
 子供の頃になりたかった職業を語る。
②その職業のコスプレをして、ミニコントを繰り広げる。
③ナレーションによるファッション解説。
※ナレーション担当は古谷徹(ガンダムのアムロや巨人の星の星飛雄馬を担当の声優さん)

それが各チーム3人分連続で紹介されます。


<レッドチーム>
●[1人目] 小牧:ケンタッキーフライドチキンの店員
(終始満面の笑みで)接客の一連を演じるコント
小牧「何とか(←失念)セットですね?少々お待ちください」
小牧「おまたせいたしました~!馬券、当たるといいですね~」          
※京都競馬場内フードコーナーのケンタッキーでロケ


●[2人目] 石橋守:総理大臣
ぶら下がりの定例記者会見を演じるコント
(ただし記者からの質問は事前に知らされていなかった模様)
<出演>
総理大臣:石橋守
秘書官(?):高田
囲み記者:騎手数名(顔が映らなかったので誰か分からない)

記者に豚インフルエンザや定額給付金、6カ国協議などを聞かれるも、
「あとでメールで」「あとでブログで」「あとで電話で」などとはぐらかす。
石橋「(記者に『ブログの名前は?』と聞かれ)『マモちゃんの聞いてちょーだい』」
『ご結婚の予定は?』と聞かれたときに、秘書官が静止に入り記者会見終了。
(収録終わり後)石橋「本当に聞くな」


●[3人目] 福永:戦隊モノのヒーロー(なぜか女性役のピンクを志願)
「淀レンジャー」という5人組のヒーローに扮し悪役を倒すコント
<出演>
淀レッド:岩田
淀ブルー:西谷
淀イエロー:池添
淀グリーン:古川
淀ピンク:福永
(頭部がピーマン姿の怪人)ピーマンマン:上村

※悪役を倒した後の決めセリフのシーンで岩田がセリフを噛む。
ナレーション「戦隊モノでまさかの顔丸出しという、まさに新型のモビルスーツ」


~VTR終わり後、出演騎手がステージ中央に~
岩田「結構真剣にやりました。楽しかった」
福永「当初は石橋さんの予定は無かったのですが、石橋さんから
   『今年は何かやらなくていいのか?』と聞かれたのでやってもらった」
※なお、石橋騎手は「中国訪問中」ということで不在。


<ブルーチーム>
●[1人目] 小林徹:パイロット
国際線のパイロットでキャビンアテンダントと会話を交わすコント
(なぜかコバテツだけ証言シーンで「K林T弥」と伏字だったが顔は丸出し)
※キャビンアテンダントは騎手ではなく普通の女性が演じていた。
ナレーション「国際線のパイロットの設定だったが、出来上がりはどうみても
       琵琶湖の遊覧船の船長にしか見えない」
ナレーション「はっきり言って、顔がずるいのである」


●[2人目] 四位:板前
小料理屋で、料理を裁きながら客とのやり取りを楽しむコント
<出演>
小料理屋の板前:四位
客:船曳、荻野琢

口の悪い客が板前に対し、
「しけたツラしてんなあ」
「(板前の趣味が「競艇」で競艇話になり)当たらなさそうな顔してるもんなあ」
など悪態をつくが、四位は終始穏やかな表情。
船曳・荻野「栗東の船曳と荻野といえば結構有名だよ」
→四位に『勝利数は?』と聞かれて言葉を濁す2人
(収録終わり後)船曳・荻野「(四位に対して)すいませんでしたー」


●[3人目] 柴原:警官(父親が警官だった影響を受けて)
『踊る大捜査線』の予告編のようなパロディコント
<出演>
新米警官:柴原
ベテラン刑事:安藤光

最後は安藤光が撃たれるシーンで終わり、『近日公開!?』のテロップ。
完全にアンミツが柴原を食ったVTRの仕上がりになり、
石橋の漁師姿並みに違和感がまったく無いデキで、ニューヒーロー誕生の予感。
※京都競馬場内でロケ


~VTR終わり後、出演騎手がステージ中央に~
船曳と荻野が四位に対して土下座。
福永「アンミツさんには2月に栗東に移籍が決まった時点でオファーしていた」
※なお、安藤光騎手は「新潟で事件が発生」ということで不在。

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これで全部の対決が終了し、拍手の多さで勝敗を決めることに。
僅かにレッドチームの拍手が多く、レッドチームの勝ちに。
負けたブルーチームは「恥ずかしい罰ゲーム」と称して、
新人時代のインタビューVTRが流されることになりました。

<出演:ブルーチーム>
酒井、藤岡佑、柴原(酒井へのインタビュアーとして福永も登場)
※酒井はセールスポイントとして「笑顔」と答えていた。
 また、調教シーンが流されるも、馬に持っていかれるシーンが流され、場内大爆笑。
※柴原はなぜかバスケをやっているシーンが流された。

また、「拍手の差がほとんど無かったから」という理由で、
結局レッドチームの罰ゲームのVTRも流されました。

<出演:レッドチーム>
高田、川田、池添(高田、池添へのインタビュアーとして福永も登場)
※高田は「(『勝ちたいレースは?』の福永の質問に対し)有馬記念と中山大障害」
と答えたのに対し、自然と場内から拍手が起こる。
※福永「(池添に対して)俺に聞きたいことはある?」
 池添「(さっき自分が聞かれた同じ質問である)『将来の目標』はなんですか?」
 に対し、福永が下手なノリツッコミを披露し、場内大爆笑。


ファッションショーの終了後は、プレセントとして、出場ジョッキーのサイン入りTシャツや、
天皇賞優勝のマイネルキッツのゼッケンのレプリカ(松岡のサイン入り)などが紹介。
サイン入りTシャツ紹介のときに、そのTシャツを着ている若手騎手の隣で、
和田が衣装を脱いでTシャツ姿になり、サインではなく「裸になって何が悪い!」の文字が。
司会のアナウンサーに制される一幕あり。

最後に関西騎手会イベント企画長の福永より〆の挨拶があり、ジョッキーイベント終了~。

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昨年の兄弟船のVTRを見て、このイベントの(笑いに対する)レベルの高さを感じましたが、
生で見てみて本当に良かった、遅くまで残った甲斐があった、と感じました。
冗談ではなく、天皇賞の結果など忘れさせてくれるくらい満足できました。
特にVTRの構成と完成度の高さには驚かされます。

場内も終始笑いが絶えない和やかなムードでしたし、
「レース中とこのイベントは別物」
と完全に割り切ったジョッキーたちの意気込みも感じました。
観客・ジョッキーの両者が一体となって楽しんでいる姿を見ると、
こういったイベントが「ファンとの交流イベントの理想形」のように感じます。

イベント企画長の福永騎手も挨拶で言っていましたが、
こういう完成度の高いイベントを作ると、期待に沿うために
年々ハードルが高くなっていくので相当大変だとは思います。
ただ毎年のようにレベルの高い企画を見せてもらっては、期待するなと言うほうが
ムリなので、この調子で来年以降も続けていってもらいたいものです。

最後に一言。
イベントに対しては文句なしで言うことも無いのですが、
イベント会場にやや問題があるように思いました。
平坦な場所にステージが立てられているので、後ろのほうの立ち見客はほとんど見えません。
私はかろうじて見えましたが、私が見ていた位置(立ち見客の7列目くらい)では、
おそらく170cm以下の人だったら見ることすらできなかったと思います。
(阪神や中京のパドックのような)段々状ないし傾斜をつけてくれないと
後ろのほうからでは全く見えないので、できればステージの改善をしてほしいところです。

by anden25138303 | 2009-05-04 16:26 | 競馬(ニュース/その他)
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