はい、あんたクビね
解任っていうからどんな失態をして遅刻をしたのかと思いきや・・・
現住建造物等放火事件の裁判員裁判で、地裁は8日午前、台風18号の影響で登庁が大幅に遅れることが分かった裁判員1人を解任した。補充裁判員1人を代わりの裁判員にあて、予定より30分遅れの午前10時半に最終評議を始めた。
結局のところ、
・台風の影響でこれなかったから代わりの人を充てた。
っていうだけの話でしょ。
そういうのに対して「解任」っていう言葉を使うのはどうよ?
たとえば寝坊とかいった人為的なミスじゃなく、
自分の力ではどうしようもないような状況にあるやむをえない理由なのに、
それでなんとなくマイナスイメージに聞こえる「解任」って言われたら頭にきますね。
「交代」程度の言葉じゃダメだったのか?
多分、裁判所や法律的には「解任」という言葉が妥当なのかもしれませんが、
せっかく一般の民間人にも開放して、協力を得て裁判に参加してもらおうとしているのに、
不可抗力で遅れた場合であっても「解任」なんて言われてしまったら、
裁判員として協力する気があっても失せてしまいますね。
こういう一つ一つの言葉も、裁判所の堅い言葉ではなくって、
もうちょっと民間に開けた言葉に置き換えてもいいんじゃないの?
民間の協力を得て裁判を行おうと考えているのだったら。
選ばれた人だって貴重な時間を割いて協力をしているんだから、
もう少し裁判所自体の言葉遣いに気を使ってもバチは当たらないと思うんですがねぇ。