4.16京阪ダイヤ改正について
昨日京阪を利用したのですが、その際電車を乗る前に駅で配っている時刻表を手にとって見てみると・・・愕然としました(笑)。
というか、大幅に変わりすぎ。
(参考資料:京阪電鉄のホームページより)ダイヤ改定概要
大阪側を基準にした場合の日中のダイヤは、今までは1時間当たり
・特急:出町柳×6
・準急:出町柳×6
・準急:枚方市×6
・普通:萱島×6
これが4月16日からはこうなります。
・特急:出町柳×6
・急行:枚方市×6
・区間急行:萱島×6(※天満橋発着)
・普通:出町柳×6
特急以外は総換えです(笑)。
京阪は3年前にも総換えのダイヤ改定を行ったけど、今のダイヤは3年持たなかったのか・・・
しかし準急停車駅利用者の私の立場からすれば、このダイヤ改定は、改悪以外の何者でもなかったりします(泣)。
しかも極めつけは
・区間急行:萱島×6(※天満橋発着)
淀屋橋まで行けよ・・・orz
天満橋止めになった背景には、将来開通する中之島新線のこともあるからというのは想像はつきますが。
ということで、今後私の利用駅から淀屋橋に出るには、
・いままで ==> 1時間に12本ある準急で淀屋橋直通(約15分)
・これから ==> 1時間に6本の普通で守口市で急行に乗換え or
1時間に6本の区間急行で京橋で普通に乗換え(どちらも約20分)
本数は一緒ながら、必ず乗換えをはさまないといけない上に5分ほど遅くなります。
もう勘弁してくださいって感じです・・・
ほんとダイヤ改悪だな。
まあ、自分の利用している駅だけを言って「ダイヤ改悪」というのは京阪に対してややずるい気もしますので、全体的に見て利用者の立場から今回のダイヤ改定がはたして「改正」なのか「改悪」なのかを考察してみたいと思います。
ここからは各駅について1時間あたりの変更前の本数、変更後の本数を、対淀屋橋方面を基準に、利便性の向上/低下を独断で考えます。
(参考資料:京阪電鉄のホームページより)路線図/停車駅
・淀屋橋(始発駅)
・北浜、天満橋
24→18 ==> 利便性↓↓
・京橋
24→18+天満橋6 ==> 利便性↓
・野江~土居
普通6→普通6 ==> 現状維持
・守口市
準急12+普通6→急行6+区急天満橋6+普通6 ==> 利便性↓
・西三荘~大和田
普通6→区急天満橋6+普通6 ==> 利便性↑↑
・萱島
準急12+普通6→区急天満橋6+普通6 ==> 利便性↓↓
・寝屋川市、香里園
準急12→急行6+普通6 ==> 利便性↓↓(急行で所要時間短縮も事実上6本減便)
・光善寺
準急12→普通6 ==> 利便性↓↓↓
・枚方公園
準急12→急行6+普通6 ==> 利便性↓↓(寝屋川市、香里園と同じ)
・枚方市
特急6+準急12→特急6+急行6+普通6 ==> 利便性僅かに↓(淀屋橋に行くならもともと特急使う?)
・枚方市以遠はほぼ現状維持
特急6+準急6→特急6+普通6
(枚方市以遠は準急=普通で、どちらも枚方市、丹波橋で特急に接続)
冷静に一駅ずつ検証していけば、ほとんどの駅が不便になるということが分かります(笑)。結局このダイヤ改正で恩恵を受けたのは、純粋な増発となった区急停車駅の西三荘~大和田の各駅だけ。萱島~枚方公園までの各駅は軒並みすごく不便に、特に光善寺は準急撤廃のあおりをモロに受けた感じです。
準急撤廃はさすがにきついですね。
天満橋止めは仕方がないとしても、それならせめてこのようにしてほしかった。
・特急:出町柳×6
・急行:枚方市×6
・準急:出町柳×6(※天満橋発着)
・普通:萱島×6
これなら急行停車駅はほぼ現状維持、準急停車駅は↓程度、京橋~萱島の各駅も現状維持と、極端に不便になる駅が少なかったのに。
結論:やっぱダイヤ改悪じゃん(爆)
(おまけ)
このダイヤ改正で、京都競馬開催時の淀はどうなるんだろう?
今までだと、枚方準急が淀まで延長していたけど、おそらく枚方急行がそのまま淀急行になるんだろうなあ。
あと、淀屋橋が減便でホームに余裕ができたので「淀快速ターフィー号」の復活はあるかも?
しかしそれよりもなによりも、淀駅高架化工事の影響を受けて大阪方面乗り場が競馬用寄りに移転はいいんだけど、3番線がなくなるって・・・、帰りの臨時列車どうするんだろ??
ましてや直後にディープインパクトの出走する天皇賞が控えているのに・・・
さばけるんだろうか?(汗)