競馬開催とはいうものの・・・
ただし出走可能なのは馬インフルエンザ陰性の馬に限るとのこと。
先週1週間競馬が中止になって禁断症状が出た人にとっては嬉しい話なのでしょうが(笑)、
個人的には開催に踏み切ったのはまだ早いんじゃないかなあと思いました。
その理由として、感染源が特定できていないなども挙げられますが、一番問題だと思うのは、
トレセン-競馬場間以外の移動が認められていないことだと思っています。
今週や来週くらいは、陰性馬に限って行う分には全然問題がないと思います。
ただ、これから秋のトライアルシーズン→G1シーズンに向かっていくなか、
例年この時期に牧場から帰ってくる馬が多いのに、今はそれができなくなっています。
ということは、放牧明けの馬は、在厩馬に比べて調整が難しくなります。
目標のレースに調整不足で挑むか、あるいは回避せざるを得なくなり
どちらにしても今放牧中の馬は不利な立場に立たされてしまいます。
有力馬の回避が相次いだ場合はレースそのものに盛り上がりが欠けますし、
調整不足で出走してきた場合はそれが「公正競馬」と言えるのかが微妙になってきます。
そういうのを避けるためにも、せめて地方馬の参戦や帰厩/放牧が全面OKになるまでは
開催は中止するものだと思っていたし、それが妥当なんじゃないかなと思っていました。
その間中止になったレースに関しては、36年前のときがそうだったように
日程を後ろにずらすなどの対策で対処しておけば、現在帰厩できない馬にも
それほど不利を被ることなく調整ができると思うのですが・・・
結局それができないということは、中止によって多方面に大きな影響を
与えることにも確かになるでしょうが、馬の状態より利益優先と
捉えられても仕方がないようにも思えます。
そんなこともあり、しばらくは誰かに誘われたとき以外は、
応援馬券以外の馬券は買わないことにして様子を見ることにします。
多分、様子を見たところで、馬券の回収率的には大して変わらないと思いますが、
これは気分的な問題で、馬インフルエンザ問題が解決しない限りは
あんまり馬券を買いたい気分にもなれないというのが率直な気持ちです。