緊急地震速報を初めて見た
今日の東北の地震で、初めてリアルタイムで緊急地震速報発動の瞬間を生で見ました。
いきなり画面に大きく表示されて、チャイムが鳴り出すのでビビリました。
実際には震源地付近では地震発生後に出たようですが、
周辺の地域では震度5強レベルの地域でも地震発生前に速報が出たようです。
実際数秒で何が変わるのかは分かりませんが、
数秒逃げ遅れていたら犠牲になっていたっていう可能性もあるでしょうから、
まったく意味が無いものではなかったようですね。
今はまだ導入初期段階なので精度は粗いですが、
今後はより精度を上げて、もっと役立てることができればいいですね。
ただこの緊急地震速報は、地震発生前に発動したとしても
数秒後には大規模な地震が来るので1秒という時間が大切なのにもかかわらず、
地デジ放送は、アナログ放送に比べて2秒くらい遅れて発動されます。
これはデジタル放送の技術上、タイムラグが発生するのは回避できないのですが、
地デジ導入を勧めているのに緊急地震速報は遅れて発動されるのは
デジタル放送の致命的な欠点であり、なんだか矛盾を感じずにはいられませんね・・・
余談ですが、毎週土曜日はNHK BSのとある番組を録画しているのですが、
3回目の緊急地震速報が発動されたときの様子が、その録画に入っていました。
本来なら見たい番組が放送されている時間ですが、今日は最初の30分が
地震関連のニュースに差し変わっていて、その時間内にたまたま発動されたようです。
貴重な映像ですので、これは消さずに残しておきます。