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2009/10/18 「秋華賞」回顧+馬券成績 in京都競馬場

●購入レース
京都1~12R
東京11R
計13レース

京都での秋のG1の初戦、秋華賞が行われました。
今年はブエナビスタに牝馬三冠がかかっているため非常に注目が集まりました。
思えば、三冠がかかった菊花賞/秋華賞を見に行ったのは、
牡馬はネオユニヴァース、ディープインパクト、メイショウサムソン、
牝馬はスティルインラブと今回のブエナビスタなのでこれで5回目。
というか、競馬を始めるようになって三冠リーチのレースは全部見に行っています(笑)。
これまでの4回は、それぞれの馬が三冠を制覇するところを見たいがために行きましたが、
今回に関しては(ブエナファンには悪いですが)阻止してほしいと思って見に行きました。
別にブエナが嫌いとかそんな理由ではなく、レッドディザイアに阻止してほしかったので。

レッドディザイアは2走目のエルフィンSでの勝ちっぷりに惚れて桜花賞で本命にし、
桜花賞での走りっぷりをみて今年の牝馬戦線はこの馬と心中しようと思いました。
春の2冠はカンペキな競馬をしてほぼ勝ったと思ったところに
ブエナビスタにゴール寸前に差され2着と、強いところを見せながらも屈辱を味わいました。
ブエナが秋華賞に出ることが決まってからは、なんとしても1着を、
理想は2着にブエナビスタが来て、力で負かすところを、
イメージとしては、3冠がかかったミホノブルボンがライスシャワーに
阻止されるような感じで勝つのを期待していました。


●秋華賞 結果
1着 レッドディザイア
2着 ブロードストリート
3着 ブエナビスタ(2位降着)

上で書いたことの期待にこたえるような、レッドディザイアとブエナビスタの追い比べ、
ハナ差退けてレッドディザイアが最後の1冠で見事勝利をモノにしました。
マイナス14キロの体重を見て半信半疑でしたが、(後述しますが)パドックを見て
「半信半疑」が「渾身の仕上げ」と確信するくらいカンペキに仕上がっていました。

レースは1000mが58.0というかなり早い流れでの中段待機。
前走は仕掛けが遅れた分だけ負けたのを意識してか、4コーナーでは早くも射程圏に。
200mで抜け出して「今度こそか!?」と思うところに、またしてもブエナビスタが
いつの間にか外から差を詰めてきて、叩きあいが続き同体でゴール。
僅かにハナ差残していて悲願のG1初制覇となりました。
ブエナビスタをハナ差で力で負かし、四位騎手も松永幹夫調教師も
(どのG1でも嬉しいでしょうけど)今回は格別の思いだったのではないでしょうか。
本当におめでとうございました!!

ブエナビスタもさすがと思わせる内容で、ほぼカンペキな競馬をしたので、
三冠を達成することの難しさがよく分かりました。
奇しくも松田博資調教師にとっては、16年前のベガでも牝馬三冠達成ならずなので、
2度も悔しい思いをしたことになりました。
が、4コーナー手前での出来事でまさかの3着に降着。
名勝負に水を差すような形になってしまったのは非常に残念ですが、
この結果によってこの馬の強さの評価が下がることはまずないので、
今度はすっきりした形で2頭の対決を見せてほしいものです。

そして不利を受けてしまったブロードストリートが繰り上がり2着。
着差は1馬身ちょっとなので、あの不利がなければ1着まであったかも・・・?
というのは微妙なところですが、この馬自身も春以上に力をつけているのが証明されました。
ハイペースで前で競馬した馬で唯一残ったクーデグレイスを含めて、この2頭も
今後の牝馬戦線で常に上位に顔を表す存在になるのではないでしょうか。
ただクーデグレイスの場合はゆるい流れの自己条件だとなかなか勝てないかもしれませんが(笑)。

今年の牝馬クラシックはブエナビスタを中心に流れてきましたが、
常に2番手ながら差のない競馬をしていたレッドディザイアが、
最後にブエナビスタを力で負かして、実質力の差のないことが証明されました。
ウオッカ/ダイワスカーレット世代との世代間レベルの差は現時点ではまだ分かりませんが、
少なくともウオッカ/ダスカ同様に、お互いが別の世代に生まれていたら
どちらも牝馬三冠が達成できた能力があったであろうことは想像できます。

それだけに最後の三冠目、しかも名勝負となったレースで
そのうちの1頭が降着したことは非常にもったいなく思います。
これ、変な表現ですが、レッドディザイアが1着とかどうとか関係なく、
ブエナビスタが1位入線でなかったのが心の底からよかったと思います。
「牝馬三冠達成!と思いきや降着」だったら今回以上にシャレでは済みませんからねぇ・・・


●今日の当たり馬券
京都11R(秋華賞)単勝5(レッドディザイア)3.2倍×9
            馬単5→12(レッドディザイア→ブロードストリート)18.4倍
            3連複3-5-12(ブエナビスタ-レッドディザイア-ブロードストリート)6.4倍

●収支
投資:6500円
払戻:5360円
収支:-1140円

ええ、秋華賞以外はオケラでした(笑)。

京都8Rで3連複の相手に入れた単勝50倍台の馬に勝たれ、1頭軸の軸だけ沈んで凹んだことも、
府中牝馬Sでベッラレイアから馬連を流して、昨年の秋にプッシュしていたムードインディゴを、
ピエナビーナスと迷いに迷って最後に消してしまい、そのけっか50倍もつけて凹んだことも、
秋華賞で、それらをすべて忘れさせくれるような結果が待っていたので、
今日はトータルでは負けましたが、非常に気分のいい1日でした。
1年間追いかけた馬が最後に魅せてくれたので、嬉しさも格別なものでした。

重ね重ねブエナビスタの降着がなければ・・・と思いますが、
レッドディザイアにとっては自分の競馬をして(繰上りなどではなく)正当に1位入線したので、
あまり気にしないことにします。

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このあとは、秋華賞を中心に、今日の現地での写真をいくつか載せようと思っていたのですが、
ちょっと時間が遅くなったので、すみませんが明日以降にします。

by anden25138303 | 2009-10-18 23:18 | 競馬(予想/馬券成績/回顧)
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