寝坊の代償
第23期竜王戦(読売新聞社主催)の対局を寝坊で不戦敗となった郷田真隆九段(38)に対し、日本将棋連盟(米長邦雄会長)の理事会は27日、罰金として竜王戦関連の収入から50万円を返納するよう勧告、指導対局などのファンへの奉仕活動1日を科した。
ペナルティが厳しいと見るか妥当と見るかは意見が分かれそうです。
これまでにも、本人の不注意で不戦敗になったケースは何件かありますが、
こういうペナルティの話はあまり聞いたことがありません。
それともトップレベルの棋士同士の対局で起きたケースだから
ニュースとして取り上げられただけで、他の不戦敗のケースでも
同じようなペナルティがあったのでしょうか・・・?
それともトップ棋士が集まる、竜王戦の1組での出来事だから
特別厳しいペナルティを課せられたのでしょうか・・・?
ただ、郷田九段本人はこのペナルティに従うとしているので、
まあこれはこれでいいんじゃないでしょうか。
しかしペナルティの1つにある、
指導対局などのファンへの奉仕活動1日
これがどのような形で実施されるのかが非常に興味があります。
「奉仕活動」ということなので当然ギャラというか対局料は発生しないわけで、
当日、郷田九段とタダで指導対局ができるとなれば、すごい競争率になりそう。
そのときはやはり「奉仕活動中」とか書いたプレートを首からぶら下げているんでしょうか(笑)。
それはともかく、ぜひ、奉仕活動をした日には、どういったことを実施したのか
将棋連盟もマスコミも公表してほしいと思います。