面白そうな予想ゲーム
「小倉ジョッキーtoto」と称したゲームコ-ナーで、内容はというと、この夏の小倉競馬の全レースで、単勝配当の合計が一番大きい騎手は誰かを当てる予想ゲームです。たとえばある騎手の勝ったレースの単勝が500円だったら500ポイントとし、それを累計していって3回小倉の最終日の最終レースが終わった時点で誰がもっともポイントを稼ぐのか?というものです。あと特別ルールとして、土曜日のメインレースと日曜日の最終レースを勝てば、単勝配当以外にボーナスで1000ポイントが加算されます。期間中の新潟、函館、札幌は対象外です。
ちなみに昨年の同期間でこのゲームをしていた場合の結果がなかなか興味深く、1位が23勝した福永騎手で約13000ポイント。2位と3位は、8勝した赤木騎手、24勝した安藤勝騎手が僅差で続きます。なるほど、勝利数も重要だけど単穴をコンスタントにつれてくる赤木騎手のような騎手が上位に食い込んだりします。しかもそのあとの4位が、単勝万馬券の1勝だけで4位に食い込んだ仲田騎手という、まずリーディング争いに加わらない騎手でも平気に上位に顔を出すあたりがこのゲームの面白いなと思ったところです。
余談ですが、単万一発で20勝した騎手を食ってしまう可能性のあるあたりのゲーム性は、昔うちのページでやってたジョッキーオーナーゲーム(JOG)に似た空気がありますね。今でも覚えているのが、第1回JOGで岡富騎手が障害重賞を勝って指名者一人で3万ポイント以上を稼いで、ゲームが崩壊したのが思い出されます(笑)。セーフティーリードで最終週を迎えたのに、最後に逆転負けをして「神戸新聞杯のサイレンススズカ」と評された人もいましたね、そういえば。
話を戻して、今年の場合は小倉第1週が終了した時点で、大穴一発中穴一発を出した和田騎手が早くも1万ポイントを稼いでダントツのトップ。2位が中穴2発出して5000ポイント強の菊池騎手。この組み合わせで馬連があったら軽く5万円くらいはつけそうですね(笑)。武豊騎手なんて3勝しても1000ポイントちょっとですからねぇ。当たり前ですが予想はもう締め切っているので経過を見守ることしかできませんが、単穴をつれてくる騎手の傾向とかが見えてくるかもしれませんので、ゲームに参加していない人でも参考になる要素を秘めており、この企画はなかなか当たりといえるかもしれません。